富士通研、変形自在で電池交換不要なビーコンを開発

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開発した電池交換不要の薄型ビーコン
開発した電池交換不要の薄型ビーコン 全 2 枚 拡大写真

富士通研究所は3月25日、電池交換などのメンテナンスが不要で、球状や角、湾曲部にも設置可能な厚さ2.5mm、重さ3gの薄型軽量ビーコンを開発したと発表した。

【画像全2枚】

従来の電池交換不要なビーコンは、起動時に必要な電力を確保するための制御回路として、電源ICや2次電池などの電源部品を必要としていた。これらの部品は、厚さや占有面積が大きいため、ビーコンは固くて大きく、設置場所が限られていた。

今回、制御回路である電源監視を一時的に停止させる電源制御技術を開発することで、太陽電池による電力量でビーコンを起動。従来の電源部品が不要となり、小さく薄い部品の組み合わせで動作可能にした。これを、伸縮可能な薄膜シリコーンシートへ実装することで、柔軟性、薄膜性を失わず、ビーコンを曲げて設置することが可能になる。

同技術を適用した薄く曲げられるビーコンは、天井蛍光灯の隙間やLED電球の表面など、取り付け自由度が高く、かつ、電池交換なく設置することができるため、設置運用作業の手間を軽減しながら、ビーコンを用いて地下や屋内で人を誘導することや、機器をリアルタイムに管理することなどが実現できる。

富士通研究所では、開発したビーコンの安定動作や連続稼働などの検証を実際の現場で行い、2016年度中の実用化を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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