「マンガ大賞2015」…大賞は東村アキコ描く自伝エッセイ『かくかくしかじか』

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マンガ大賞2015、大賞は東村アキコ「かくかくしかじか」 マンガ家としての半生を描く自伝エッセイ
マンガ大賞2015、大賞は東村アキコ「かくかくしかじか」 マンガ家としての半生を描く自伝エッセイ 全 1 枚 拡大写真

3月24日、「マンガ大賞2015」の大賞が発表された。東村アキコさんの『かくかくしかじか』が大賞に輝いた。マンガ大賞は、「友達に薦めたくなるマンガ」をコンセプトとしたマンガ賞だ。書店員を中心に各界のマンガ好きが一般目線で選ぶのが特徴である。
2014年1月時点でノミネート作品、14作が発表されていた。ノミネート14作品よりポイント形式で最終選考が行われ、集計の結果、『かくかくしかじか』が大賞を勝ち取った。

大賞に選ばれた『かくかくしかじか』は、東村アキコさんによる少女マンガ画誌「Cocohana」連載の作品だ。
少女マンガ家になる夢を持つ女子高生の林明子が、美大受験のために訪れた絵画教室でスパルタな先生・日高健三との出会いを経て、マンガ家へと歩む過程が描かれる。東村アキコの自伝的な内容として注目を集めてきた。

現在の注目作が選ばれるだけに、大賞作品だけでなくそのほかノミネート作品も見逃せない。2位には田島列島『子供はわかってあげない』、3位には大今良時『聲の形』、4位には三部けい『僕だけがいない街』、5位には石塚真一『BLUE GIANT』、6位には竹内友『ボールルームへようこそ』、7位には坂本眞一『イノサン』、8位には堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』、9位にはさだやす・ストーリー協力深見真による『王様達のヴァイキング』、10位には松浦だるま『累 ―かさね―』がランクイン、11位には椿いづ『月刊少女野崎くん』、12位にはヤマザキコレ『魔法使いの嫁』、13位には市川春子『宝石の国』、14位には高野文子『ドミトリーともきんす』と並んだ。

大賞受賞を記念し3月24日24時よりニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」に東村アキコさんが生出演する。どのような感想が述べられるか注目だ。

マンガ大賞2015
http://www.mangataisho.com

大賞
『かくかくしかじか』
東村アキコ

2位 『子供はわかってあげない』 田島列島
3位 『聲の形』 大今良時
4位 『僕だけがいない街』 三部けい
5位 『BLUE GIANT』 石塚真一
6位 『ボールルームへようこそ』 竹内友
7位 『イノサン』 坂本眞一
8位 『僕のヒーローアカデミア』 堀越耕平
9位 『王様達のヴァイキング』 さだやす、(ストーリー協力)深見真
10位 『累』 松浦だるま
11位 『月刊少女野崎くん』 椿いづみ
12位 『魔法使いの嫁』 ヤマザキコレ
13位 『宝石の国』 市川春子
14位 『ドミトリーともきんす』 高野文子

マンガ大賞2015、大賞は東村アキコ「かくかくしかじか」 マンガ家としての半生を描く自伝エッセイ

《沖本茂義》

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