米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドが4月、ニューヨークモーターショー15で初公開する新型『マリブ』。同車に、ハイブリッドが設定される。
マリブは、GMの米国ベストセラーセダン。トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合するミッドサイズセダン。
初代マリブは北米専用車だが、現行の2代目は世界6大陸、約100か国で販売されるグローバルカーとして開発。現行の2代目マリブは2011年4月、上海モーターショー11でワールドプレミア。今回、それから4年を経て、ニューヨークモーターショー15では、3世代目となる新型がデビューする。
3月25日、シボレーは、新型マリブにハイブリッドを設定すると発表。ハイブリッドシステムには、1月のデトロイトモーターショー15で初公開された新型『ボルト』のプラグインハイブリッド技術を応用した。
エンジンは、新開発の直噴1.8リットル直列4気筒ガソリン。2個のモーターは、新型ボルト用がベースとなる。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、182hp。
二次電池は、蓄電容量1.5kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最高速88km/hでゼロエミッション走行可能な性能を備えている。