【東京モーターサイクルショー15】カワサキ ニンジャ H2R 出展、「楽しいバイクを作りたかった」

モーターサイクル 新型車
カワサキ ブース(東京モーターサイクルショー15)
カワサキ ブース(東京モーターサイクルショー15) 全 20 枚 拡大写真

川崎重工は、3月27日に東京ビックサイトで開幕した東京モーターサイクルショー15で、スーパーチャージャーを搭載した輸出専用モデル『ニンジャ H2』ならびに、日本で発売が決定したクローズドコース専用モデル『ニンジャ H2R』を出展した。

日本に導入されるニンジャ H2Rは、最高出力326ps(ラムエア時)を発生する998cc直列4気筒エンジンを搭載する。同車についてブース担当者は「レースでは“レギュレーション”があり、公道では“法規”に対応する必要があるが、そういった枠組みを全て取り払い、スーパーチャージャーの技術でどこまでのマシンができるかを、純粋に追求した答えがH2Rだ」と話す。

バイクにおいて最高326psは危険領域ともいえるパワーだ。しかしH2Rには、不用意な空転を防ぐトラクションコントロールをはじめとした電子制御、そしてカワサキのモデルとして初のバケット型シートが装備され、ライダーをサポートし、ハイパワーマシンを扱えるものとする工夫がなされている。

H2Rは、強力なパワーを持つだけにスピードやエンジン“ありき”のマシンのようにも映る。しかし、開発コンセプトは非常に明快かつストレートだ。ブース担当者は「“とにかく楽しいバイクを作りたい”というのが開発の原点。“ワクワク”と“ドキドキ”がまずあり、その上で究極のロードスポーツを目指した」と語った。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る