六甲ライナーに新型車両導入へ…川重が製造

鉄道 企業動向

川崎重工業は3月27日、六甲アイランド線(六甲ライナー)に導入する新型車両の製造者に決まったと発表した。兵庫工場(神戸市兵庫区)で製造し、2017年度から2023年度にかけて順次納入する。

六甲ライナーは神戸新交通が運営する、東灘区内の新交通システム路線。JR神戸線の住吉駅から六甲アイランドのマリンパーク駅までの4.5kmを結ぶ。車両は1990年の開業にあわせて導入された、川崎重工製の1000形電車を使用。1989年から1997年にかけて製造され、現在は44両(4両編成11本)が運用されている。川崎重工は今回、1000形の置換え用として六甲ライナー向けの車両を再び製造することになった。

同社によると、車体はアルミ合金製を採用。「港町神戸にふさわしい船をイメージさせるシルエットとし、住吉川周辺ならびに六甲アイランドの景観によく合う」デザインにするという。車内はクロスシートとロングシートを組み合わせた座席配置とし、着座位置を分かりやすくするため分割シートを採用。液晶ディスプレイ式の車内案内表示器や防犯カメラも設置する。

《草町義和》

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