館山・木更津-新宿間の高速バス、定時運行率アップの声…中央環状品川線開通の波及か

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館山と新宿を結ぶ公共交通は、東京湾アクアラインを経由する高速バスや、内房線・総武線を経由するJR特急などがある。同区間の高速バス路線は、山手トンネル(首都高速道路中央環状新宿線)の全通によって、従来よりも所要時間が10~20分短縮され、「定時運行率が増えた」と関係者はいう
館山と新宿を結ぶ公共交通は、東京湾アクアラインを経由する高速バスや、内房線・総武線を経由するJR特急などがある。同区間の高速バス路線は、山手トンネル(首都高速道路中央環状新宿線)の全通によって、従来よりも所要時間が10~20分短縮され、「定時運行率が増えた」と関係者はいう 全 24 枚 拡大写真

首都高中央環状線が3月7日に全線開通し、羽田空港方面と新宿エリアの所要時間短縮が報じられている。東京湾アクアラインを経由する木更津・館山エリアの高速バス関係者も「定時運行率が上がった」という。26日、複数の運行関係者が語った。

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「これまで、都心側の渋滞で10分、20分、30分と遅れるときがあったが、山手トンネルがぜんぶ完成してからは、比較的に(クルマが)流れてて、全体的に定時運行の率が上がったと思う」

「時間帯によってどれぐらい遅れるかという“幅”はだいたい把握しているけど、(首都高)中央環状線の品川区間ができてからは、渋滞を避けて、これまでより10分から20分ほど早く到着するんじゃないか」

館山・木更津と新宿を結ぶ高速バス路線を運行する小湊鉄道や日東交通などの運転手は、3月下旬にこう話していた。

房総方面の鉄道へと目を向けると、山手トンネル全通と同じタイミングで実施されたダイヤ改正で、館山エリアと東京方面を結ぶ特急列車が大幅に減便された。JR側も「高速道路網の発達」を減便のひとつの理由としているが、高速バスと比較して、本数や料金などでいまも劣勢に立たされている。

たとえば、新宿~館山間でみると、高速バス「新宿なのはな」が毎日7往復運転されているのに対し、鉄道ルートは「新宿さざなみ」が土曜・休日のみ運転されるだけ。現金払いの料金で高速バスは2500円(バス車内清算金額)、「新宿さざなみ」が3610円(乗車券2270円+特急券1340円)。所要時間では、「新宿さざなみ2号」が2時間9分で走るところ、その時間帯の高速バスは1時間47分で走破するという具合。本数も料金も所要時間も、高速バスに軍配が上がる。

3月中旬、袖ヶ浦フォレストレースウェイから、川崎市高津区のスタジオにクルマを走らせていた途中、袖ヶ浦バスターミナルに寄り道したさいに出会った60代の女性は、「従兄弟が東京の病院に入院してて、見舞いに行くところ。東京へ行くとなると、むかしは列車で行った。千葉で乗り継いだりしてね。いまは義理の嫁に(袖ヶ浦BTまで)送ってもらって、高速バスで行く。ほとんど列車は使わなくなった」と話していた。

《レスポンス編集部》

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