三菱自動車、被災地支援に ミニキャブ-MiEVトラックなどを無償貸与

自動車 ビジネス 企業動向
ミニキャブ-MiEVトラックとスタッフ
ミニキャブ-MiEVトラックとスタッフ 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は3月27日、東日本大震災の被災地支援を目的として「いのちを守る森の防潮堤」を築く活動を行っている「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に賛同し、電気自動車(EV)『ミニキャブ-MiEVトラック』を5台無償貸与すると発表した。

貸与期間は3月29日から7月6日までの約3か月間とし、EVの駆動用バッテリーに蓄えられた電力を取り出し給電できる「MiEVパワーボックス」1個も併せて貸与する。これらは、宮城県岩沼市と福島県南相馬市、相馬市にて、約1万1000人のボランティアと地元住民により4回実施される植樹祭や日々の植樹活動において、苗木や給水タンクの運搬などに活用される。

三菱自動車は、2014年にも同プロジェクトにミニキャブ-MiEVトラックを5台無償貸与し、同車両は約7700人のボランティアが参加した植樹祭において多くの苗木や植樹道具の運搬に活用された。参加者からは、EVの力強い走りで効率的に運べたこと、給油の手間が必要なく経済的であること、植樹エリアにおいて環境負荷の少ないEVを使用し、排気ガスの匂いがないことなどが好評だった。また、宮城県岩沼市の沿岸部で行なわれた植樹活動では、同社の社員36名がボランティアとして参加した。

三菱自動車は、東日本大震災発生後より、義捐金や『i-MiEV』の被災地への貸与、被災地高校生の積極的な採用、官民連携の被災地支援コンソーシアム「プロジェクト結(ゆい)」における子どもたちの支援など、被災地復興への支援を継続してきた。今後も様々な活動を通して、被災地の復興を支援してく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る