【ホンダ S660 発表】26歳の開発責任者「クルマの楽しさをストレートに発信」

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開発責任者の本田技術研究所四輪R&DセンターLPL 椋本陵氏
開発責任者の本田技術研究所四輪R&DセンターLPL 椋本陵氏 全 2 枚 拡大写真

ホンダは3月30日、軽自動車の2人乗りオープンスポーツ『S660』(エスロクロクマル)を4月2日に発売すると発表した。1996年に販売を終了した『ビート』以来、19年ぶりに軽スポーツを復活させる。

座席の後部にエンジンを置くミッドシップ型の後輪駆動方式を採用した。「α(アルファ)」と「β(ベータ)」の2グレードを用意し、消費税込み価格は218万円と198万円。両グレードとも6速MTと7速パドルシフト付きCVTが選べる。このほか660台の限定生産モデルとして「コンセプトエディション」(238万円)も売り出す。

開発責任者である本田技術研究所四輪R&DセンターLPLの椋本陵氏は26歳。「クルマってこんなに楽しいんだぜ、と世の中にストレートに発信できるスポーツカーをめざした」と話す。S660は、本田技術研究所の創立50周年を記念した新製品提案コンペでグランプリに輝いたことから開発が始まったモデル。

提案者だった椋本氏は、同社の4輪開発責任者としては最年少となる22歳の時にLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー=開発責任者)に任命された。「ビギナーからベテランドライバーまで、多くの方に楽しんでもらいたい」が、とりわけクルマ離れとも指摘される同世代には「あえて、その楽しさを強く訴えていきたい」という。

《池原照雄》

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