操縦室に2人以上常駐「早急に検討したい」…太田国交相

航空 行政
ジャーマンウィングス(参考画像)
ジャーマンウィングス(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

太田昭宏国土交通相は3月31日の閣議後会見で、ドイツの旅客機墜落事故を受けて欧州航空安全庁が操縦室に常に2人以上の乗員を配置するよう勧告したことについて「航空会社と連携して、コクピット常時2名配置や他の方策について早急に検討を進めたい」と述べた。

また、ドイツの旅客機事故では、副操縦士の健康上の問題が指摘されているが、パイロットの精神面を含む心身の状態確認について太田国交相は「日本では、航空身体検査証明制度が厳格に適用され、重大な精神障害がある場合には乗務できない。1982年の羽田沖墜落事故があり、航空会社も健康管理を厳格化してきている」と述べ、日本では今回のドイツのような事態が発生する可能性は低いとの認識を示した。

そのうえで国交相は「さらに万全を期すため、疲労も含めたパイロットの健康管理体制の充実に取り組んでいきたい」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る