自動車メーカー、物品・サービス税導入で価格が錯綜…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアで現地生産されるルノー フルエンス(資料画像)
マレーシアで現地生産されるルノー フルエンス(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

自動車メーカー各社が、物品・サービス税(GST)導入後の新たな販売価格を次々と発表している。

全般的に完成車(CBU)はやや値上げ、国内組立生産車(CKD)はやや値下げの傾向だが、非国民車メーカーを中心に価格を据え置くというメーカーも少なくなく、CBUであっても値下げするメーカーもある。

仏ルノーは、最大で1.12%を引き下げると発表した。CKDの「フルエンス」は、11万5,000リンギから11万3,888リンギに下がる。最も引き下げ率が高いのはCBUの「コレオス」で、1.12%(2,033リンギ)下がって17万8,888リンギとなる。また「メガーヌ」は、1.06%(2,111リンギ)下がって19万7,888リンギとなる。
独アウディ販売のユーロモービルは、「A4 1.8TFSI」について0.80%(1,900リンギ)値上げするが、他の車種については0.11-4.42%(200-1万8,400リンギ)値下げする。

独メルセデス・ベンツ・マレーシアは、全車種で値下げを実施。0.49-1.01%(2,000-1万リンギ)引き下げる。

価格を据え置くと発表しているのは、仏プジョー車の販売を手掛けるナシム社、独BMWマレーシア、仏シトロエン車正規販売店のナザ・ユーロ・モーターズ、韓国・起亜自動車販売のナザ・キア(M)、フォルクスワーゲン(VW)マレーシアなどで、保険なしの自動車販売価格を据え置くと発表した。

ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は4月1日正午時点で、未だ新料金を発表していない。

広瀬やよい

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