【マツダ CX-3 試乗】FFモデルの素直な走りが「いいね!」…島崎七生人

試乗記 国産車
マツダCX-3 XD ツーリング Lパッケージ
マツダCX-3 XD ツーリング Lパッケージ 全 7 枚 拡大写真

ボディサイドのキャラクターラインを2本以内に留めた外観がスタイリッシュ。キュンと小気味いいリヤビューも、デザイン要素がシンプルだが「カッコいい」と思わせられる。

事実上『デミオ』のSUV版。とはいえ兄弟車との血筋はシッカリと受け継がれている。とくに試乗した内の1台、FFモデルのMT車は、シリーズではもっとも軽量な車重ということもあり、18インチ大径タイヤながら、オンロードを普通に走る限り(4WD車より)素直なハンドリングとしなやかな乗り味に好感がもてた。

シリーズ共通搭載の1.5リットルディーゼルターボも十分なパフォーマンスを発揮し、低速での柔軟性、高速側のパワーも不満は感じない。

インパネは基本的にデミオと共通。だがメーターナセルはよりプレーンな形状だったり…と、より落ち着き感があるのがいい。また後席は、座面クッションなど専用とのことで、フカッ!と身体を受け止めてくれる着座感の心地よさは注目だ。メーカーオプションで選べるBOSEウンドシステムは、『CX-3』に見合った、クッキリと軽やかで上質なサウンドを聴かせてくれる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る