トヨタ カムリ、マレーシアで販売開始…市場初のハイブリッドも

エマージング・マーケット 東南アジア
トヨタ カムリ(写真は日本仕様)
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UMWトヨタ・モーターは2日、セダン『カムリ』のハイブリッド・エンジン搭載車1車種と2.0リットル・ガソリン車2車種を発表した。

3月半ばから予約受け付けを開始しているが、3車種あわせて予約はすでに300台に達しており、今年通年で9,000台の販売を見込んでいる。

主力と位置づけているカムリハイブリッドはセランゴール州シャアラムにある製造子会社、アセンブリー・サービシズの工場で先ごろ生産を開始したもので、同クラス・セダンのハイブリッド車の現地生産(CKD)はマレーシアではこれが初めて。

2014年9月に発売された日本・香港・マカオ仕様で、排気量は2.5リットル。物品・サービス税(GST)とエコ減税の効果で、価格は17万4,900リンギ(約589万円、半島部、保険無し)と値頃感を出すことに成功した。ハイブリッドバッテリーは8年保証。

UMWトヨタでは、これまでのガソリン車のユーザー層がハイブリッド車に移行するとみており、上積みを加えて全カムリ車種の約8割にあたる7,000台の販売を見込んでいる。ハイブリッド版カムリの現地生産に向け、これまで1.8億リンギの投資を行ってきた。

ガソリン・エンジン車は6速オートマチックの新型エンジンを搭載したもので、価格は「2.0G」が15万9,900リンギ(約510万円)、「2.0E」が14万9,900リンギ(約490万円)となっている。

カムリはマレーシアで昨年約6,000台を販売した。20%が2.5リットル・ガソリン車、80%が2.0リトットル・ガソリン車だった。

広瀬やよい

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