ルフトハンザ、フライト中のコックピットに乗員2人常駐を義務付け

航空 企業動向
エアバス A380(ルフトハンザ航空)
エアバス A380(ルフトハンザ航空) 全 2 枚 拡大写真

ルフトハンザは、傘下の航空各社がドイツ連邦航空局、ドイツ国内航空各社、ドイツ航空協会(BDL)と協力し、危険を未然に防ぐための措置として新たなコックピット使用手順を導入すると発表した。

新たな手順では、フライト中、コックピットには認定を受けた乗員2人が常駐することを義務付ける。

グループのジャーマンウィングスの事故では、コックピットで1人となった副操縦士が故意に墜落させた疑いが持たれている。

ルフトハンザグループの旅客航空会社は、各国航空当局との協議し、可能な限り速やかに新たな手順を導入し、安全体制も改善するとしている。具体的には、グループ航空会社は「セーフティー・パイロット」に加え、新たなポストとして「グループ・セーフティー・パイロット」を配置する。新ポストには、ヴェルナー・マース機長が即時就任、現在務めるルフトハンザドイツ航空の「セーフティー・パイロット」と兼務する。

マース機長は、全てのフライトの安全に関する手順の検討と改善について、グループ全体の責務を負うとともに、権限に基づき、ルフトハンザグループのカールステン・シュポアCEOに対して直接報告を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る