ルフトハンザ、フライト中のコックピットに乗員2人常駐を義務付け

航空 企業動向
エアバス A380(ルフトハンザ航空)
エアバス A380(ルフトハンザ航空) 全 2 枚 拡大写真

ルフトハンザは、傘下の航空各社がドイツ連邦航空局、ドイツ国内航空各社、ドイツ航空協会(BDL)と協力し、危険を未然に防ぐための措置として新たなコックピット使用手順を導入すると発表した。

新たな手順では、フライト中、コックピットには認定を受けた乗員2人が常駐することを義務付ける。

グループのジャーマンウィングスの事故では、コックピットで1人となった副操縦士が故意に墜落させた疑いが持たれている。

ルフトハンザグループの旅客航空会社は、各国航空当局との協議し、可能な限り速やかに新たな手順を導入し、安全体制も改善するとしている。具体的には、グループ航空会社は「セーフティー・パイロット」に加え、新たなポストとして「グループ・セーフティー・パイロット」を配置する。新ポストには、ヴェルナー・マース機長が即時就任、現在務めるルフトハンザドイツ航空の「セーフティー・パイロット」と兼務する。

マース機長は、全てのフライトの安全に関する手順の検討と改善について、グループ全体の責務を負うとともに、権限に基づき、ルフトハンザグループのカールステン・シュポアCEOに対して直接報告を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る