【ホンダ熱気球グランプリ15】渡良瀬で第1戦が開幕…5日まで

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2015熱気球ホンダグランプリ(4日のようす)
2015熱気球ホンダグランプリ(4日のようす) 全 10 枚 拡大写真

国内最大の熱気球シリーズ戦「2015熱気球ホンダグランプリ」の第1戦、渡良瀬バルーンレースが4月3日に開幕。熱いバトルが展開されている。

4日の渡良瀬遊水地は早朝から厚い雲に覆われ、時折突風が吹くという悪コンディションながら、午前6時過ぎには競技開始の緑フラッグが上がった。

競技内容は藤岡渡良瀬運動公園から一斉離陸の後、パイロットデクレアドゴール(パイロットが離陸前に申告したターゲットを選んでマーカーを落と し、その精度を競う)、フライオン(パイロットが飛行中にターゲットを選んでマーカーを落とす)、ジャッジデクレアドゴール(審判が指定したターゲットに マーカーを落とし、精度を競う)の3タスク。天候悪化が予想されていたため、緑フラッグが上がった直後に各チームとも急いで気球を展張し、次々に離陸していった。

藤岡渡良瀬運動公園では桜まつりが開催され、また天候が悪化しなければ、パラグライダーやモーターパラ、スカイダイビングなどのエアスポーツデモも行われる。藤岡市はエアスポーツのメッカを自負しており、毎年派手なエアデモを見せてくれる。4日夜には、熱気球と花火のページェント「バルーンイリュージョン」も行われた。

今年の熱気球ホンダグランプリはこの渡良瀬バルーンレースを皮切りに、佐久(長野・5月)、一関(岩手・10月)、佐賀(10月~11月)、鈴 鹿(三重・11月)と転戦。このうち一関は、2014年までの栃木に代わり、世界選手権を兼ねる国際レースだ。昨年のグランプリ覇者で世界ランカーの藤田 雄大選手が駆るチームやずやが防衛を果たすのか、他チームがそれを阻止するのか。風の読みだけを頼りに飛ぶ空中レース、観戦に出かけてみては。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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