【プジョー 308 発売】ネコ目からの脱却…アッパーマーケット目指したデザイン

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プジョー 308
プジョー 308 全 8 枚 拡大写真
プジョー『308』のエクステリアデザインは、プジョーが近年主張している“アッパーマーケット”を目指し、これまでの“ネコ目”のフロントフェイスからの脱却を図っているという。

プジョー・シトロエン・ジャポン、プジョーPRマネージャーの英信司さんは、「プジョーは最近“アッパーマーケット”という言葉をよく使っており、これは、商品そのもののレベルをプレミアムの方向に一段上げようというものだ」と述べ、新型308においても、「プラットフォームの変更も含めてデザインのクオリティをレベルアップが図られている」と話す。

フロントフェイスでは、「これまでのネコ目調のヘッドランプなどは全てやめている」と英さん。フルLEDヘッドライトを採用し、その形状もS字調で釣り目ではなく“揺らぎ”を感じるデザインになった。

また、『208』から始めたフローティンググリルを採用することで、「より都会的で、上品なイメージに変更している」という。

そしてボンネットから伸びるプレスラインも、これまでは比較的ルーフへつながるラインが多かったが、新型308では、ヘッドライトの上部からサイドのショルダーを通り、リアコンビへ抜けるラインが特徴的で、これにより、伸びやかさを強調している。

リアのテールランプの形状は、「ライオンの3本の爪のイメージはそのままに、一番外側のLEDだけは少し伸びており、それがサイドから来たプレスラインにそのまま流れ込んでいるのが特徴だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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