昭和電工、中国でアルミ電解コンデンサー材料の生産増強…環境対応車向け需要も

自動車 ビジネス 企業動向
アルミ電解コンデンサー用高純度箔
アルミ電解コンデンサー用高純度箔 全 1 枚 拡大写真

昭和電工は、中国でアルミ電解コンデンサーの主要材料である高純度アルミ箔の生産能力増強工事を完了し、4月から量産開始した。

同社の中国での高純度アルミ箔の生産能力は、今回能力増強によって月産能力が400トンから600トンに増強した。

アルミ電解コンデンサーは、電気自動車やハイブリッド車や家電製品など幅広く使用されている。特に中国では、環境対応車や太陽光発電のパワーコンディショナー向けなど、中高圧型の需要の伸びが見込まれている。

同社の連結子会社である昭和電工アルミ(南通)は、中国国内向けに高圧用箔を供給する拠点として、堺事業所で製造した中間製品の最終加工を現地で行っている。環境自動車の普及が見込まれる中で、中国国内の高圧用箔市場の拡大が続いていることから、生産能力を増強した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る