凸版印刷、車載ディスプレイ向け銅タッチパネルモジュールを開発…3D曲面化に対応

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
車載ディスプレイ向け3D銅タッチパネルモジュール開発品のサンプルイメージ
車載ディスプレイ向け3D銅タッチパネルモジュール開発品のサンプルイメージ 全 1 枚 拡大写真

凸版印刷は4月6日、車載ディスプレイ向けに静電容量方式の3D銅タッチパネルモジュールを開発したと発表した。

開発品は、銅配線により抵抗値を大幅に低減し、車載ディスプレイのマルチタッチ対応を実現。スマートフォン感覚でストレスなくタッチパネル操作が可能。高感度のため、車載ディスプレイの樹脂カバー越しでもスムーズな操作性を実現するほか、耐ノイズ性にも優れている。

また、試作品では、8インチの液晶ディスプレイで樹脂カバーパネルの曲率半径は、短辺方向でR1500、長辺方向ではR60までの3D曲面形状を実現。さらに、ディスプレイとコントロールパネルの回路の一体成型も可能とし、センターコンソールのデザイン性向上にも貢献する。

同社は同製品のサンプル出荷を2015年7月には行い、センターコンソールなどの車載ディスプレイ向けとして2017年度に約30億円の売上を目指す。また、同技術を活用した3D曲面のタッチパッド開発も進め、車載のほかゲームコントローラーなどアミューズメント市場向けへの展開を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  4. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
  5. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る