日産の米国販売、2.7%減の14万台…ローグ が月販新記録 3月

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日産自動車の米国法人、北米日産は4月1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は14万5085台。前年同月比は2.7%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。

日産ブランドは13万2560台で、前年同月比は3%減と、4か月ぶりに減少。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、3万1993台。前年同月比は10.9%減と、2か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は2万1277台を売り上げ、前年同月比は10.1%増と、好調を維持。『ヴァーサ』は1万4543台を販売し、前年同月比は7.9%減とマイナスに転じた。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、月販新記録の2万7418台を販売。前年同月比は41.2%増と、8か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、0.2%減の7128台と後退。新型を投入した『ムラーノ』は、4.7%増の5547台。

インフィニティブランドは、前年同月比0.2%増の1万2525台と、2か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、3901台を売り上げ、前年同月比は2.8%増と、3か月連続のプラス。SUVの『QX60』は、前年同月比2.9%減の3243台と、3か月ぶりに減少した。

日産自動車の2014年米国新車販売は、138万6895台。前年比は11.1%増と、2桁の伸び率を達成した。2015年1‐3月は、前年同期比3.1%増の33万3786台を販売している。

《森脇稔》

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