アウディジャパン大喜多社長、ディーゼル車「いつでも出せる」

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アウディジャパン 大喜多寛 社長
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アウディジャパンの大喜多寛社長は4月7日に都内で開いた新車発表会後、報道陣の囲み取材に応じ、クリーンディーゼル車の投入に関して「いつでも出せる状態に近いところまで来ている」とした上で、「他社のような細切れでなく、出す時は出す」との方針を明らかにした。

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大喜多社長は「ルマンで優勝したディーゼルということで、やはり一番いいタイミングで出したいと思っている。ただ他社はディーゼルモデルを細切れに出しているが、うちは細切れではなく、出す時はだす。あっという出し方をする」と述べ、幅広いモデルにクリーンディーゼルを搭載する考えを示した。

投入時期について大喜多社長は「タイミングが難しいのは、これからずっと新型車の投入がある。『A1』、『Q3』、『A6』、『TT』、それから『A3 e-トロン』と続くので、タイミングを図っている。年内(の投入)はないが、だけど1年後ということもない」と語った。

アウディジャパンは同日、1年ぶりの新型車となる『A7』の改良型を発表した。発表会で大喜多社長は「1年間、本当に新型車の投入がなく、他社がいろんな新型車を投入する中で、我々としてはじっと我慢していた」と振り返った上で、「新型『A7』に続き、『Q3』、『A1』、そして待望の『TT』のフルモデルチェンジ、それから『A3』のプラグインハイブリッドモデルのe-トロンを年内に投入していく」と話した。

《小松哲也》

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