いますぐ取り組みたい、医師が教えるメタボを防止の3つの行動

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メタボリック症候群の定義
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 4月8日、都内にて、プレスセミナー『プロバイオティクスの新たな未来』が実施された。

 同セミナーは、日本プロバイオティクス学会が主催となり、グリコ乳業の協力のもと、「ビフィズス菌BifiX」をアピールするために行われたもの。

 ビフィズス菌BifiXとは、グリコ乳業がおよそ1万株の菌株コレクションの中から見つけ出した、健康なヒト由来のビフィズス菌。その特徴は、食べることでお腹の中で“増える”ところ。また、腸内の短鎖脂肪酸(酢酸・プロピオン酸・酪酸)を増加したり、非便状態の改善をサポートするらしい。

 今回のセミナーでは、「メタボリック症候群」「プロバイオティクス」「ビフィズス菌BifiX」に関連した講演が行われた。

 登壇したのは、医師の友利新氏、日本プロバイオティクス学会理事長であり、東海大学医学部の教授でもある古賀泰裕氏、グリコ乳業のマーケティング本部・商品開発研究所の西嶋智彦氏。

 医師の友利氏は、内臓脂肪の増加による肥満などが原因で、糖尿病や高血圧、心臓病、脳血管障害などの病気になりやすい状態を指す「メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)」の診断基準や、メタボリック症候群の弊害などを紹介。

 その上で、夜遅くに夕食を摂ることが多い人や、基礎代謝が低下している人、自律神経を乱している人、タバコをよく吸う人は、メタボリック症候群になってしまう可能性が高いことを指摘していた。また、友利氏は「朝日を浴びて交感神経のスイッチを入れる」「2食続けて糖質(炭水化物)を食べない」「眠る時は真っ暗」という3つの行動が、メタボリック症候群の予防につながると話していた。

 一方、古賀泰裕教授は、肥満が病気を引き起こすメカニズムや、プロバイオティクス、ビフィズス菌BifiXの研究・臨床試験の結果などを説明し、「ビフィズス菌BifiXの摂取は、内臓脂肪蓄積を減らすことで、糖尿病を始めとするメタボリック症候群の予防、改善に有効と予想される」と語った。

 最後に登壇した、グリコ乳業の西嶋智彦氏は、腸内環境が健康に影響することや、日常的に腸内の善玉菌を増やすように心がけることが大切だと話したあと、ビフィズス菌BifiXの特性を紹介していた。

きちんと知っていますか? 「メタボリック症候群」や「ビフィズス菌」のこと

《ダイエットクラブ編集部》

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