東レは、スエード調人工皮革「ウルトラスエード」が、トヨタ自動車のスポーツハッチバック車『オーリス 120T』のシートとコンソールボックスに採用されたと発表した。
今回採用されたのは、リサイクルポリエステルを使用した環境配慮型のウルトラスエード。ウルトラスエードがトヨタの国内生産モデルに採用されたのは今回が初めて。
ウルトラスエードは、東レが1970年に開発した超極細繊維の生産・加工技術をベースに開発した、天然スエードのような風合いを持つ素材で、インテリアや産業製品などの様々な分野で高い評価を受けている。
ウルトラスエードの滑らかな手触りによる素材感や、着席時のフィット感の良さ、リサイクル原料を使用した環境配慮型素材であることなどが評価され、オーリスに採用された。