三菱の米国新車販売、8.5%増… ミラージュ は66%増   3月

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三菱 ミラージュ 米国仕様
三菱 ミラージュ 米国仕様 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは4月1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、3月としては2007年に次いで多い9764台。前年同月比は8.5%増で、13か月連続で前年実績を上回った。

9764台の内訳は、乗用車が前年同月比15.4%増の4923台と、3か月連続で増加。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比2.3%増の4841台と、9か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が失速。3月は3226台にとどまった。前年同月比は1.2%減と、9か月ぶりに減少。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきた。

一方、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は3月、1615台を販売。前年同月比は10.1%増と、2か月ぶりの前年超え。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、前年同月比66%増の2488台と、3か月連続で増加した。

2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。2015年1-3月実績は、前年同期比19.9%増の2万3790台だった。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン上級副社長は、「中核モデルに対する需要は、引き続き根強い。ミラージュの販売結果は、手頃な価格の車を求める顧客が多いことを示している」と述べている。

《森脇稔》

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