もしも新幹線の終電を逃したら? 大阪-東京・飛び乗り“最後の選択肢”とは

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新大阪から東京へ向かう最終の東海道新幹線を逃した人たちのなかには、高速バスや寝台列車といった夜行に“飛び乗り”で利用する人も「週に2~3人いる」「ひと月に数人はいる」という
新大阪から東京へ向かう最終の東海道新幹線を逃した人たちのなかには、高速バスや寝台列車といった夜行に“飛び乗り”で利用する人も「週に2~3人いる」「ひと月に数人はいる」という 全 21 枚 拡大写真

新大阪から東京へ向かう最終の東海道新幹線を逃した出張客は、どう動くか…!?  高速バス会社など複数の事業者に聞くと、夜中に“飛び乗り”で夜行バスなどを選択する利用者が「週に2~3人いる」「ひと月に数人はいる」という声があった。

新大阪発東京行きの最終は、「のぞみ64号」。21時23分に新大阪を発ち、東京に23時45分に着く。それを逃した場合、夜行の高速バスや特急列車などの選択肢が残っている。

3列独立シート・トイレ付きの「VIPライナー」などが発着する大阪市北区梅田のバスターミナルのスタッフは「飛び乗りで利用する人は、週に2~3人の割合でいる。平日は出張帰りの人、土休日はコンサートやイベントなどから戻る人が多い」と話す。

また、「ほとんどのユーザーが予約をとっている」という阪急系列のバス事業者は、「それでもひと月に数人、飛び乗りの姿がある。梅田の飲食店からターミナルに駆け込んで、トイレ付きの高速バスを選んでいくという感じ」と語った。

いっぽう、夜行列車という選択もある。4月初旬、東京行き新幹線の最終を逃したさい、「若干ですけど、サンライズ出雲・瀬戸に席がありますね」と駅員にうながされ、B寝台「シングル」で戻った。乗務員に聞くと、「うーん、週にひとりかふたり、2~3人ですかね。大阪から乗る人も確かにいますよ」と話していた。

新幹線の自由席利用で新大阪から東京への料金は1万3620円。その最終を逃したあとの“夜行料金”は、高速バスで数千円から1万円台前半、「サンライズ」で1万円台から2万円台という幅か。前出のスタッフは「飲食後の乗車のせいか、『トイレは付いてますか』と確認する利用者が多い」とも話していた。

《レスポンス編集部》

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