【モータースポーツジャパン15】三菱 ランエボ 最終仕様がお披露目…馬力は WRX STI 超えるか!?

自動車 ニューモデル 新型車
三菱 ランサーエボリューションX ファイナルエディション(モータースポーツジャパン15)
三菱 ランサーエボリューションX ファイナルエディション(モータースポーツジャパン15) 全 28 枚 拡大写真

4月11日・12日に開催された「モータースポーツジャパン15」。三菱は生産終了が発表されている『ランサーエボリューションX』の最終仕様「ファイナルエディション」を初公開した。1000台のみの限定生産で、価格は429万8400円。発売は8月頃の予定。詳細なスペックは明らかにされていないが、エンジンパワーは最終モデルにふさわしいレベルに高められるという。

【画像全28枚】

通常モデルは300psだが、過去のランエボで採用されてきた「ナトリウム封入エキゾーストバルブ」の改良版を取り入れ、ライバルのスバル『WRX STI』の308psを超える数値となるもよう。詳細は8月の正式発表で明らかになる。

この他、現在判明しているのは専用装備の数々。最終モデルにふさわしい「大人のランエボ」を目指し開発されたというファイナルエディションは、エクステリアにこだわりの装備を充実させた。特徴的なのが、ブラックアウトされたルーフ。グロスブラック&クロームメッキ化されたフロントグリル、同じくグロスブラック塗装が施されたボンネットのエアアウトレットと合わせ、流れるようなシックなデザインを実現したという。

BBSのホイールも、デザインは同一ながらよりダークなメタリックを採用。さらにセンターキャップ部の「BBS」ロゴは金文字となり、上質感を増した。足回りは、これまでオプションで選択することができたビルシュタインが標準装備となる。また、リアには「ファイナルエディション」を示すエンブレムが施される。

インテリアは、ブラックのレザー内装に赤のステッチを散りばめたほか、天井をブラック化しシックな大人の空間を実現した。また、シリアルナンバーを記したプレートがシフトノブ前方に装着される。さらに、オーナーの「所有する歓び」を高める演出として、イグニッションON時に現れるディスプレイの表示が通常のスリーダイヤから、専用のグラフィックに書き換えられる予定だ。

ランサーエボリューションX ファイナルエディションは現在、全国の販社で予約受付をおこなっている。泣いても笑ってもこの限定1000台がランエボとしての最終モデル。三菱関係者は、「生産終了を惜しむお声を多く頂き、改めてランエボへの皆様の愛情を再確認しました。ランエボは終了となりますが、ランエボで培われた4WD技術、三菱スポーツの遺伝子は、新世代のモデルに必ず受継がれて行きます」とコメントしている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る