統計局の発表(速報値)によると、2015年2月の鉱工業生産指数(IPI、2010年を100として算出=速報値)は110.6ポイントとなり、前年同期比で5.2%のアップとなった。
鉱業、製造業、電力がそれぞれ100.0ポイント、115.5ポイント、107.6ポイントとなり、それぞれ9.2%、4.0%、1.9%上昇した。
2月の製造業は、前年同月比で電気・電子製品が8.4%、石油・化学・ゴム&プラスチック製品が4.1%、輸送製品が8.7%、それぞれ上昇したのが影響した。
鉱業は原油が19.7%上昇、天然ガスが1.6%下降した。
2月の季節調整済みのIPIは119.6ポイントとなり、前月比で0.1%のマイナスとなった。鉱業が104.2ポイントで0.3%、製造業が126.6ポイントで0.3%、電力が119.0ポイントで2.6%それぞれマイナスとなった。
1-2月のIPIは115.1ポイントとなり、前年同期比で6.1%上昇した。鉱業、製造業、電力がそれぞれ105.2、119.5、113.2ポイントで、それぞれ8.8%、5.3%、4.1%アップした。