【ニューヨークモーターショー15】スバル WRX STI に580hpのラリーレーサー…STIが全面サポート

自動車 ニューモデル モーターショー
スバル WRX STI のラリークロスカー(ニューヨークモーターショー15)
スバル WRX STI のラリークロスカー(ニューヨークモーターショー15) 全 5 枚 拡大写真

4月1日、米国で開幕したニューヨークモーターショー15。スバル(富士重工)のブースで、『BRZ』の『STIパフォーマンス コンセプト』とともに注目を集めたのが、新型『WRX STI』の「ラリークロスカー」だった。

同車は、スバル・ラリー・チームUSAが、「レッドブル・グローバル・ラリークロス」および「X Gamesラリークロス」に参戦するために、開発したレーシングカー。

「VT15x」と命名されたラリーレーサーの外観は、市販車に対して、大幅にワイド化されているのが特徴。2014年マシンの「VT14x」からの改良点は、重量バランス、重心高、サスペンションのジオメトリーの最適化、エアロダイナミクス性能の向上など。見た目以上に、中身の進化も果たす。

また、2.0リットルの水平対向4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力が580hpに強化された。トランスミッションは6速シーケンシャル。駆動方式はAWD。0-96km/h加速は、わずか2秒と、加速性能は圧倒的。

ニューヨークモーターショー15のプレスカンファレンスには、スバルモータースポーツのマーケティグマネージャー、ロブ・ウェアー氏が登壇。「STIは、米国でのラリークロスへのサポートを強化している。彼らの専門知識と開発能力が、このプログラムをさらに競争力あるものにするだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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