均衡予算は2020年までに達成可能、先進国入りに自信…ナジブ首相

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像) 全 2 枚 拡大写真
マレーシアのナジブ・ラザク首相は、2020年までに予算の均衡化が実現し、目標通り先進国経済入りを果たすことができるとの楽観的な考えを明らかにした。

ブルームバーグ・テレビ・マレーシアの披露記念式典において、ナジブ首相は「マレーシア経済のファンダメンタルズは今後も強固であり続ける」とコメント。

課題はあるものの、2009年から2014年までの期間の国民総所得(GNI)の成長率は47.7%となり、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)上場企業の時価総額は140%増加したと述べた。

ナジブ首相は「世界銀行や国際通貨基金などの国際機関もマレーシアの競争力やビジネスのし易さなどを高く評価しており、先進国入りに向けてマレーシアが順調に進んでいる」と話し、政府としても先進国入りに向けて焦点を絞って進んで行く考えを明らかにした。

さらにナジブ首相は、4月1日付けでの物品・サービス税(GST)導入について、反対意見もあったが経済には良いと判断して導入に踏み切った。今年はマレーシアが東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めていることから、地域の成長にも大きく関与することとなると述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  6. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  7. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
  8. 「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線
  9. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  10. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る