VWブランド世界乗用車販売、0.9%減の56万台…2か月ぶりに減少 3月

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フォルクスワーゲン パサート
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは4月14日、3月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は55万8600台。前年同月比は0.9%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

1-3月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比0.6%減の67万8400台。中国を含めたアジア太平洋地域も、0.6%減の73万5400台にとどまる。

また、北米の1-3月実績は、前年同期比0.4%増の13万6400台。このうち米国は、7万9200台にとどまり、前年同期比は9.3%のマイナス。

信用不安からの回復傾向を示している欧州は1-3月、前年同期比1.9%増の43万0300台。このうち、西欧(ドイツを除く)は、5.5%増の23万7500台。地元ドイツは8.3%増の14万4100台と、プラスを維持した。ロシアは、前年同期比47.2%減の1万8100台と、減少が続く。

2014年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、初の600万台超えとなる約612万台。2015年1-3月実績は、前年同期比1.3%減の148万台だった。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「南米とロシアの不振が、再び世界販売に影響を与えた」と述べている。

《森脇稔》

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