スマホ用地図の利用、全世代で急伸…ゼンリン調べ

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地図利用実態調査2015
地図利用実態調査2015 全 5 枚 拡大写真

ゼンリンは、「地図利用実態調査2015」を実施。その結果の一部を、4月19日の「地図の日」に向けて発表した。

調査は2012年から実施している定点調査で、今回で4回目。全国の18~69歳の男女を対象にインターネットによるアンケート調査を実施し、2万人からの回答を得た。

調査結果によると、1年以内に地図を利用した人は89.8%。利用する地図については、1位がパソコン用地図(68.3%)、2位がスマートフォン用地図(40.1%)、3位がカーナビ(28.6%)。このうち、スマートフォン用地図を利用する人は、毎年伸長が続き、地図利用におけるモバイルシフトが続いている。

スマートフォン用地図の利用について3年間の変化を世代別にみると、すべての世代で毎年増加。特にアラサー(25-34歳)、アラフォー(35-44歳)はこの3年間で約20ポイント増加している。2015年の世代別では、アラハタ(18-24歳)はスマートフォン用地図が最も高く、一方アラカン(55-69歳)ではパソコン用地図、カーナビ、紙地図が他のどの世代よりも高いことが分かった。

移動する際に最も多く利用する地図は、若年世代に加え、アラフォーでもスマートフォン用地図の利用(46.9%)が多い。一方、アラフィフ(45-54歳)を超えるとパソコン用地図を印刷する人がスマートフォン用地図を逆転する。

道に迷った時の解決方法は昨年に引き続き「スマートフォン用地図を確認」「通りすがりの人に聞く」が多いことが分かった。世代別にみると、若い世代ほど「スマートフォン用地図を確認」の割合が高く、アラカンで「通りすがりの人に聞く」の割合が逆転している。

男女別では、スマートフォン用地図で自己解決をする人が最も多いのはアラハタ女性(63.9%)で、逆に通りすがりの人に聞く人が最も多いのはアラカン女性(44.1%)。なお、「迷わない」と答えたのは若年世代の男性で1割を超え、全体的にみると女性より男性の方が多い結果となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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