ルネサス、16ビットマイコンを高性能・低電力化できる開発環境を発表

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RL78マイコンの処理を高速化するCコンパイラ「CC-RL」
RL78マイコンの処理を高速化するCコンパイラ「CC-RL」 全 1 枚 拡大写真

ルネサスエレクトロニクスは、自動車や家電などの分野に幅広く使用されている16ビットマイコン「RL78ファミリ」開発環境向けに、Cコンパイラ「CC-RL」を開発、4月20日から販売すると発表した。

今回の開発環境を使用することで、マイコンの処理性能を3倍に高速処理でき、「RL78ファミリ」を使用したままシステムを高性能化できる。

また、処理性能を向上することでマイコンの動作時間が短縮でき、低消費電力化を図ることができ、バッテリ駆動機器を長時間駆動させることが可能となる。

さらに、自動車分野の「機能安全」への対応を強化するため、コンパイル時に自動的にMISRA-Cに沿ったプログラムであるかチェックする機能を搭載。これにより、チェック漏れや対象ファイルの指定ミスを防ぐことができ、システムの安全性向上にも寄与する。

マイコンの高性能化と低消費電力化という両方のニーズに応えるため、「RL78」の低消費電力性能を活かし、高性能化を実現する「CC-RL」を開発した。

《レスポンス編集部》

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