新日鉄住金、トヨタ MIRAI 燃料電池スタック向けにチタン箔の製造技術を提供

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ MIRAI
トヨタ MIRAI 全 2 枚 拡大写真

新日鉄住金は、燃料電池内の基幹部品が腐食するのを防ぐため、耐食性を持つ特殊圧延チタン箔の製造方法を開発したと発表した。

【画像全2枚】

この方法で製造した素材がトヨタ自動車の燃料電池自動車『MIRAI』の燃料電池スタック内のセルを構成する部品に採用された。

チタンは、軽量・高強度で、耐食性に優れる素材なため、航空機、電力・化学プラント、自動車部品などに使用されている。同社では1987年に直江津製造所に精密圧延機を導入してからチタン箔を供給してきた。

燃料電池内の基幹部品は、腐食環境にさらされる。今回、同社は高い耐食性を持つ特殊圧延チタン箔の製造方法を開発し、MIRAIへ採用された。

同社では今後もチタン製品の新たな需要分野を開拓し、適用拡大を進める方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る