スニッカーズ製造のマーズ、インド・中東向け商品にサウラシュトラ産ピーナツを採用…インド

エマージング・マーケット インド・南アジア

チョコレートバーのスニッカーズの製造で20億ドルの売上を誇るマーズ社が、インド、中東、東南アジア、中国向け商品にインドのサウラシュトラ産のピーナツの使用を計画しているとエコノミックタイムスが伝えた。

マーズインターナショナルインディアのMVナタラージャン社長は「品質の観点から言うと、特定の種類のピーナツを確保することが重要である。我々はサウラシュトラ州のベンダーらとその方法を開発中である。インドはピーナツ供給として最大のハブになりうる」と話した。

現在同社が使用しているピーナツはアルゼンチン産である。

マーズ社にとってはピーナツに付着するアフラトキシンという有害物質による汚染レベルが重要な決め手となる。同社では4ppbという厳しい基準を設けているが、インドではそれが30ppbに達する。

インドは年間600万トンと世界第2位のピーナツ生産量を誇るが、世界でのシェアは生ピーナツに限られている。

マーズ社はグジャラート州を拠点とするKhedut Feedsと提携し、専門技術によってサウラシュトラの農家が高品質なピーナツを生産できるよう指導していく。

編集部

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