【上海モーターショー15】フェラーリ、特別な カリフォルニアT 発表…モチーフはケネディとバーグマン
自動車 ニューモデル
モーターショー

「テーラーメイド」は、顧客のユニークな個性とテイストを車両に反映することを目的に、フェラーリが用意しているパーソナライゼーション・プログラムの名称。フェラーリは2014年6月、アジア太平洋地域で初となる「テーラーメイド・センター」を中国上海市に開業。中国でのカスタマイズ事業に力を注いでいる。
上海モーターショー15で初公開されたカリフォルニアTのテーラーメイドでは、女優のイングリッド・バークマンと、優雅なジャックリーン・ケネディに代表されるケネディ家という2つの偉大な象徴から、インスピレーションを得て、カスタマイズ。
ボディカラーは「イングリッド・グレー」で塗装。これは映画監督、ロベルト・ロッセリーニ氏が、彼女に贈ったフェラーリ『375 MM』と同色。非常に上品かつ控えめなグレーとなる。
室内は、滑らかなレザーで仕上げた赤みを帯びたブラウンカラーのシートが特徴。フェラーリによると、このシートは、ジャン・マリー・マッソー氏がケネディ家のスタイルに影響を受けてデザインした、一連のケネディチェアのバリエーションだという。
《森脇稔》