【zecOO 試乗】見た目も乗り味もすべてが新感覚…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
zecOO
zecOO 全 23 枚 拡大写真

メイド・イン・ジャパンの本格派電動スポーツバイク『zecOO(ゼクー)』に、ついに乗った!

【画像全23枚】

全長2450×全幅80×全高1160mm、重量280kgの車体は、SFアニメに登場しそうな近未来を思わせるスタイル。ホイールベースは1830 mmと長く、ロー&ロングの車体を究めている。

搭載される電動モーターの公式スペックは、最大出力50kW(約67ps)、最大トルクは144Nm。最高速度は160km/hで、レシプロエンジンを積むバイクで言うなら、動力性能は600~750cc程度となる。

「エコ」「スポーツ」、そしてオーナー自身が自由に設定できる「カスタム」、3つのライディングモードが選べ、「スポーツ」にすると力強い加速が味わえた。

低重心に加え、240mm幅のリアタイヤとロングホイールベースが相俟って、直進安定性は高い。リアタイヤにトラクションがしっかりかかり、瞬時にスピードは100km/hを超えていく。

注目はフロントのハブステアリングで、ハンドリングはきわめて特殊。完全セパレートのハンドル右側グリップをライダー側に引くと右に舵が切れ、左グリップを引くと左に曲がる。

超低速でふらつくケースがあるものの、スピードが乗ってくると安定感があり、新感覚な操作フィーリングが面白い。

開発陣が「既存のバイクと競うつもりはない」という通り、『zecOO(ゼクー)』は従来のライディングフィールや既成概念にとらわれていない。作り手たちがただ純粋に、見て、乗って面白いという感覚を追求している。

購入者の希望や体格に合わせ、ハンドメイドでつくりあげる『zecOO(ゼクー)』。「人とは違う究極の1台を」という人には、888万円の価値は充分にありそうだ。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★
快適度:★★★★★
航続距離:★
期待度:★★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のモーターサイクルカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説している。現在、多くのバイク専門誌、一般誌、WEB媒体で活動中。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】ターボエンジン搭載、コスパ最高のプラグインハイブリッドSUV…中村孝仁
  2. 40系アルファード・ヴェルファイア用「ジュエルヘッドランプULTRA」、OPアクションやLEDライトバー搭載
  3. スズキ『eスカイ』は“時代に残る一台”をめざす…8月の新型車記事ベスト5
  4. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
  5. 軽キャンピングカーキット「ネクストキャンパー」、名古屋市のふるさと納税返礼品に採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る