トヨタ紡織、ANA国内線のシートを開発…自動車向け技術を活用

航空 企業動向
トヨタ紡織が航空機用シートを初めて開発
トヨタ紡織が航空機用シートを初めて開発 全 3 枚 拡大写真

全日本空輸(ANA)は、トヨタ紡織と国内線普通席のシートを共同開発したと発表した。トヨタ自動車系のシートメーカーであるトヨタ紡織が航空機シートを開発・製造するのは初めて。

シートの共同開発に向けて、ANAはエアラインとしてのノウハウとニーズを提供し、トヨタ紡織が自動車用シート開発を通して培ってきたデータと高品質のモノづくりを提供、人間工学に基づく座り心地の知見を活かし、小柄な人から大柄な人までリラックスできるシートの開発を目指した。

新シートの座席幅は17.5インチで、座席間隔が31インチ、配列が2-3-2となる。身体の根幹である腰(骨盤)をしっかり支持し、腰周りの筋肉の疲労を抑え、リラックスできる姿勢を保持するシート構造を採用した。

使いやすいテーブルの高さや、自然に肘が支えられるアームレストの高さなど、小柄な人から大柄の人まで、心地よいと感じる位置やカタチを様々な角度から検証して設定した。丸みを帯びたシートのカタチで、座る人の視界を広げ、「開放感」を創出する。

《レスポンス編集部》

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