東洋ゴム、免震ゴム不適合建築物90棟が新たに判明…合計145棟に

自動車 ビジネス 企業動向
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像)
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴムは、性能評価基準に適合しない免震ゴムを販売していた件で、さらに90棟で性能評価基準を満たしていない建築物があったことを発表した。また、基準を達成しているのか判定できない建築物が9棟あることも明らかにしている。

同社は、性能評価基準を満たしていない免震ゴムが55棟で使用されていたとしたが、今回の追加調査で新たに共同住宅や病院など、90棟でも性能評価基準を満たしていない免震ゴムが採用されていたことが判明した。これで大臣認定に適合していない建築物は合計145棟となった。

これに加えて、大臣認定への適合性が判断できない建築物が9棟あるとしている。

これら免震ゴムは、製品の性能検査時、測定した実測データに対して技術的根拠のない補正や恣意的なデータ操作をおこないながら所要の性能を持つ製品として販売していた。

同社では、担当者が不正にデータ操作していた背景や、会社としての業務プロセスの管理方法などについて、外部の法律事務所による追加調査を実施している。この報告書を確認したうえで、究明できた経緯・原因、再発防止策などをまとめ、5月上旬を目途に公表する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る