逃走のクルマ、運転者は酒に酔った中学生

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沖縄県石垣市内の市道で軽ワゴン車を酒気帯び状態で運転したとして、沖縄県警は18日、同市内に在住する14歳の少年を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。同乗していた少年も酒に酔った状態だったため、飲酒容疑で補導している。

沖縄県警・八重山署によると、道路交通法違反(無免許運転、酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された14歳の少年は、18日の午前4時45分ごろ、石垣市新川付近の県道で軽ワゴン車を無免許・酒気帯びの状態で運転。縁石に衝突する事故を起こした疑いがもたれている。

この事故の約30分前、同市内をパトロールしていた署員が、パトカーから逃れるような挙動を見せた不審な軽ワゴン車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

クルマは速度を上げて逃走。署員はクルマが進んでいった方向にパトカーを走らせたところ、約5km離れた現場付近で縁石に突っ込んで停止しているクルマを発見。運転者に話を聞こうとしたところ、乗っていた2人が男子中学生ということが発覚したという。

少年2人は酒を飲んだ後、ドライブするために親族宅から勝手にクルマを持ち出していた。警察では飲酒した場所や量の特定を進めるとともに、家族からも事情を聞くなどして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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