スウェーデンの商用車大手、ボルボグループ(ボルボカーズとは別会社)は4月22日、新社長兼CEOに、マーティン・ルンドステット氏を起用すると発表した。
マーティン・ルンドステット氏は現在、47歳。前職は、ボルボと競合する同じくスウェーデンの商用車大手、スカニアの社長兼CEO。ボルボグループにヘッドハンティングされた形となる。
マーティン・ルンドステット氏は1992年、スカニアに入社。ブラジル事業の責任者、エンジン生産や開発のトップなどを務めた後、2012年にスカニアの社長兼CEOに。
同氏は2015年10月、ボルボグループの新社長兼CEOに就任する予定。現職のオロフ・パーソン氏は、ほぼ4年務めた社長兼CEOの地位を辞す。
ボルボグループのカールヘンリック・スバンベリ会長は、「成長と収益性の向上を重視し、ボルボグループは新たな段階へと進んでいく」と述べている。