19日午前9時55分ごろ、茨城県水戸市内の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道へ進入し、前方を歩いていた歩行者2人に突っ込む事故が起きた。2人は死傷。警察はクルマを運転していた20歳の女を現行犯逮捕している。
茨城県警・水戸署によると、現場は水戸市鯉淵町付近で片側1車線の直線区間。乗用車は道路左側の縁石を乗り越えて歩道へ進入。前方を歩いていた歩行者2人を次々にはねた。
歩行者2人は近くの病院へ収容されたが、このうち66歳の女性は頭部強打が原因でまもなく死亡。64歳の女性が打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する20歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。
現場の歩道と車道は縁石で仕切られているが、路面の高さは同じだった。警察ではハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。