GM の決算、純利益は7.5倍に…大規模リコールの反動 第1四半期

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米国の自動車最大手、GMは4月23日、2015年第1四半期(1-3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は357億1200万ドル(約4兆2700億円)。前年同期の374億0800万ドルに対して、4.5%落ち込む。一方、純利益は9億4500万ドル(約1130億円)。前年同期の1億2500万ドルに対して、7.5倍もの大幅な増益となった。

大幅な増益となった背景は、前年同期に発生した大規模リコール(回収・無償修理)の影響が大きい。GMは2014年第1四半期、リコール関連費用を計上したため、利益を圧迫する大きな要因となった。

2015年第1四半期の世界新車販売台数は、242万1123台。前年同期比は1.9%増だった。国別の実績では、中国が96万1135台を販売し、引き続きGMの最量販市場に君臨。ただし、前年同期比は9.4%増と、前年の13%増から伸び率が鈍化した。これに続いたのは、地元の米国。第1四半期は、68万4039台を売り上げ、前年同期比は5.3%増と回復を示す。

GMのメアリー・バーラCEOは、「第1四半期の結果は、2015年のコミットメント達成に向けた堅実な基礎」と述べている。

《森脇稔》

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