三菱自、今期営業利益は8%の減益に

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車の相川哲郎社長(右)
三菱自動車の相川哲郎社長(右) 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は4月24日、2015年3月期決算と今期(16年3月期)の業績予想を発売した。今期はユーロやタイバーツの下落影響で、連結営業利益は前期比8%減の1250億円を見込んだ。

今期の世界販売は、欧州や日本での減少により1%増の110万台を計画。車種構成の改善で営業利益段階では290億円の増益を見込むが、為替で410億円の減益発生を織り込んだ。純利益は15%減の1000億円を予想している。

会見した相川哲郎社長は「15年度から16年度にかけては利益重視と、電動化およびSUVシフトを鮮明に打ち出していく」と表明、台数よりも収益重視の方針を示した。前期は営業利益が10.1%増の1359億円と、2期連続での最高となった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
  3. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  4. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  5. ホンダ『シビック e:HEV』に「RS」登場! HRCバージョンの「タイプR」も初公開へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る