フェラーリの祭典、富士スピードウェイで開催…新旧マシンオーナーとファン集う

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フェラーリ F310
フェラーリ F310 全 24 枚 拡大写真

フェラーリ・ジャパンが毎年開催しているフェラーリのオーナーとファンを対象にしたサーキットイベント、「フェラーリ・レーシング・デイズ 富士 2015」が4月25日から26日にかけて開催されている。

このイベントは、フェラーリオーナーとファンが一堂に会し、様々なサーキットプログラムを楽しむものだ。

両日ともフェラーリによるファミリー走行やスポーツ走行など、オーナーが実際にサーキットを走らせるプログラムから、フェラーリのワンメイクレース、「フェラーリチャレンジアジアパシフィック」の2015年シーズンの第2ラウンドが開催されるなど、フェラーリの走りを終日楽しめるようになっている。

その中での今年のハイライトは、フェラーリのコルセ・クリエンティが本格来日しおこなわれる、F1や『FXX』、『599XX』などのサーキット走行だろう。F1は、1996年にミハエルシューマッハが乗った『F310』や、2001年に実戦投入されていた『F2001』が走行。甲高いエグゾーストノートが富士スピードウェイに木霊し、来場者を魅了していた。

25日当日、富士スピードウェイのパドックには百台程のフェラーリが集合。多くは最新、あるいはここ数年に登場したクルマだったが、中には『512iBB』や、『348チャレンジ』などの姿も見られた。また、“ROAD TO FUJI”として、各地ディーラーを基点に富士スピードウェイまでの道程を楽しもうと、自走で現地から来場するプログラムも併催。中には福岡県久留米市から来場するクルマもあった。

もちろんファン向けにも、プロドライバーによる最新のフェラーリの同乗走行も行われ、限界に近い走りを堪能していたようである。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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