【上海モーターショー15】アウディはプラグインハイブリッドをズラリ!

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アウディ(上海モーターショー15)
アウディ(上海モーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

2015年4月20日に行われたアウディのプレスカンファレンスは、真っ赤なロボットによって仕切られた。

最初にアンヴェールされたのは、中国をはじめ日本やシンガポールといったアジア市場向けに開発された『Q7 e-トロン 2.0TFSI クワトロ』だ。2リットルエンジンとモーターによるプラグインハイブリッド車であり、システム合計出力は270 kW (367馬力)/700 Nmものパワーで、0-100km/h加速わずか5.9秒という俊足をほこる。そして50kmものEV走行も可能としている。市場導入は2016年のはじめとアナウンスされた。

続いてアウディは、2016年の『A6L e-トロン』の導入を予告。中国市場では最初のeトロンとして『A3スポーツバック e-トロン』が2015年に発売されるが、あくまでも輸入品としての導入。中国生産の初めてのe-トロンは、この日に発表されたA6L e-トロンになるという。

そして最後のダンスパフォーマンスの後に登場したのが、ウルリッヒ・ハッケンベルク博士がハンドルを握るコンセプトカー『プロローグ・オールクワトロ』であった。4リッターV8ターボエンジンにモーター、8速ティプトロニックを組み合わせたプラグインハイブリッド車で、システム合計出力は540kW(734馬力)。0-100km/h加速は3.5秒という驚きの性能を備えている。

アウディの最新技術の粋を集めた、このコンセプトカーをハッケンベルク氏は「The Future of mobility!(未来の乗り物)」と紹介した。

《鈴木ケンイチ》

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