「本当に缶コーヒー?」ジョージアとセブンのWネーム登場

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セブンプレミアム×ジョージア「ジョージア プライベートリザーブ」
セブンプレミアム×ジョージア「ジョージア プライベートリザーブ」 全 4 枚 拡大写真

●果肉の甘み・酸味・うまみを移行

 日本コカ・コーラとセブン&アイ・ホールディングスは、缶コーヒーのセブンプレミアム×ジョージア「ジョージア プライベートリザーブ 」シリーズを共同企画、21日に発売した。新製品3種類をさっそくテイスティングしてみた。

 様々なコーヒー製品が市場に投入されている昨今、コーヒーの品質にこだわる消費者も増えているようだ。「ジョージア プライベートリザーブ」では、収穫したコーヒー豆を果肉がついたまま貯蔵庫で50日以上長期熟成させた。果肉から水分が失われる過程で果肉の甘み・酸味・うまみが豆に移行凝縮されるという。

 シリーズは「ブレンド」、「微糖」、「ブラック」の3種類をラインナップ。「ブレンド」と「微糖」は185g缶/100円、「ブラック」は290mlボトル缶/118円。セブン&アイグループ約1万8000店で販売される。

 テイスティングには30~40代男性が中心に集まり、女性や若い年齢層も参加した。参加者は一般消費者なので、微妙な味わいや表現に慣れていないことから、「仕事中または仕事の休憩中に飲む」ことを前提に、こういう味がこういうシチュエーションに合っている、と評価してもらった。

●ブレンド……後味でバランス

 まず「ブレンド」は、「口に入れた瞬間に『缶コーヒー』の味ではなくちゃんとした『コーヒー』の香りがした。休憩時などでタバコのお供としてちょうど良い甘さと安心感がある」「熟成豆のコクがある。コーヒーの水っぽさを感じることもなく、強い主張もない、絶妙な味わい。マイルドだが甘ったるくはなく、ミルクの濃さを感じながらも、後味がスッと消える」と、コーヒーとミルクとのバランスが評価された。

 この後味のスッキリ感が特徴のようだ。「スッキリ感があるので仕事しながら飲める」「仕事中であればスイッチを入れたい午前中。昼過ぎの休憩にも飲みたい」。後味が残らないので、砂糖、ミルク入りでも「ライト」「しつこくない」と評価され「昼食後のまったりした時間に飲む」「仕事でイライラしたときに飲みたい。すっきりとした甘みなのでリラックスにもなり、気持ちの切り替えができそう」という意見も出て来る。飲んだ後のスッキリ感ゆえに「後を引きます」という声も。

 もちろんコーヒーは嗜好品なので「私には甘すぎました」という人もいた。「甘くて飲みやすいですが、ミルクが強い。コーヒーが飲めない女性向け。週後半、木金の夕方あたりに同僚と雑談しながら」という意見もあった。

●微糖……コーヒーの味が引き立つ

 「微糖」を飲んだ印象は、「普段飲んでいる微糖タイプよりも甘さが抑さえられている。甘さが控えめな分、もともとあるしっかりした『コーヒー』の味が引き立っている。オン/オフ時どちらでも常時飲みたい。1日5本は飲める」「甘く、香りも高く飲みごたえのある味でした。口に香りが残り、仕事中よりも、長い時間休めるタイミングで飲みたい」という評価だ。

 「ブレンド」と比べて「微糖」には、「リラックス」より「切り替え」で飲みたいという意見が多かった。「出社して午前中にデスクで。あるいは切り替えのため」「仕事中にすっきりしたいとか、ドライブしていた時の休憩とか、上司に怒られた時の気分転換など」「昼食後の満腹感いっぱいな午後に」「基本微糖は好きなので、シーンを問わず飲めると思う。仕事中のほうが飲む回数は多そう。微糖としては甘みが強めかなと感じるが、すっきりした味わい」。

●ブラック……クリアなのか、コクがあるのか

 コーヒー豆の実力がわかりやすいのが「ブラック」だ。「3種類の中で最も衝撃的だった。飲んだ瞬間、淹れたての……、とは言わないまでも、しっかりしたコーヒーの苦みと香りがあった。1日5本レベル」「クリアな味わいで不快感が少ない。集中したくてカフェインを摂る時、コーヒーに雑味があると、かえって集中が途切れてしまう。これなら問題なさそう。朝の定番のコーヒーとして」と評価が高い。

 飲むシチュエーションとしては、「これから仕事がんばるぞ、という感じ」「プレゼンでがんばる!」のように、行動前に集中するとき飲みたいとする意見が多かった。

 また、「クリア」「軽い」とされたいっぽうで「しっかりした苦味」「フルーティな香り」「従来のブラックと比べると味わいが深い」という声があり、さらに「酸味が嫌いなので、薄くて○」という意見も聞かれたので、うまみやコクのチューニングにより「不快感」「雑味」を抑えているようだ。

 ブラックはあまり飲まない、という人からの評価が高かったのも特徴だ。そういった人は「缶コーヒーにしては味がしっかりしている。眠いときに仕事モードへ切り替える」「普通のマシンで入れるコーヒーに近い味。コスパもよい」と評価。コーヒー自体が苦手という人にも、「このくらいすっきりしたものなら飲めます。暑い日にごくごく飲めそう」、あるいは「自宅でも仕事でも飲める。お茶感覚で飲めるので、量に不満」と、飲みやすく感じられた。

●総評……ヘビーユーザーとライトユーザー

 総評として、ヘビーユーザーからは「いずれもしっかりとした『コーヒーの味』がしたことが驚きだった。全体的に大人の味、大人のコーヒー、というイメージ」と、ライトユーザーからは「スッキリしていて、飲みやすい。コーヒーが苦手な私は、飲みやすさと価格、分量がコーヒーを選ぶ決め手となるが、これらすべてが満たされている」という意見を得た。読者がコーヒーを選ぶさいの参考にしてほしい。

ジョージアとセブンのWネーム……プライベートリザーブをいつ飲むか

《高木啓@RBB TODAY》

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