ダイハツ通期決算、駆け込み反動などで減収減益…今期予想も営業益9.6%減

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ダイハツ工業は4月27日、2015年3月期(2014年4月-2015年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆8171億円(前年比-5.0%)、営業利益は1106億円(-24.6%)、経常利益は1271億円(-22.3%)、純利益は681億円(-18.6%)だった。

2015年3月期の連結売上台数は、147万3129台(-9.4%)。内訳は国内が59万6665台(-4.9%)、海外が39万2070台(-7.0%)、受託・OEMが48万4394台(-16.0%)だった。

国内では、『タント』が2014年度軽四輪新車販売台数でトップを獲得するなど好調だったが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動で、新車販売台数は前年度を下回った。また、国内外での競争激化、インドネシアルピア安による為替影響、将来に向けた開発、設備投資を積極的に行ったことで、減収減益となった。

2015年3月期の業績見通しについては、売上高1兆7700億円(前年比-2.6%)、営業利益1000億円(-9.6%)、経常利益は1100億円(-13.5%)、純利益は600億円(-12.0%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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