ホンダは4月28日、2015年3月期(2014年4月-2015年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高12兆6467億円(前期比+6.8%)、営業利益は6516億円(-13.1%)、税引き前純利益は6896億円(-5.4%)、当期純利益は5227億円(-8.9%)だった。
アジアにおける好調な販売、コストダウン効果、為替影響などはあったものの、品質関連費用を含む販管費の増加、日本における四輪車の売上台数の減少などにより、営業利益は前年度にくらべ13.1%の減少となった。
2014年度通期における四輪の連結売上台数は、国内、北米、欧州での減少をアジアの好調な販売がカバーし、356万7000台(+0.7%)を記録。二輪はアジアや欧州が好調で、1074万2000台(+39.9%)となった。
今期の業績見通しについては、売上高14兆5000億円、営業利益6850億円、税引き前利益8050億円、純利益は5250億円とした。なおホンダは2015年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から、国際会計基準(IFRS)を任意適用。業績見通しはIFRSに基づくものとなる。