ラーメンの一蘭、食品安全の国際規格「ISO 22000」取得…業界で初

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一蘭のラーメン
一蘭のラーメン 全 2 枚 拡大写真

 一蘭は28日、「ISO 22000」を取得したことを発表した。JAB(日本適合性認定協会)調べによると、ラーメン業界では初だという。

 「ISO」では、電気・通信・電子技術分野を除いた、全産業分野(鉱工業、農業、医薬品等)に関する国際規格が策定されている。ISOを取得し、それを遵守することで、各企業は自社の姿勢を明示するとともに、品質向上、信頼性向上が期待できる。おもなものには「ISO 9001(品質管理)」「ISO14001(環境活動)」「ISO 39001(交通安全)」などがある。

 「ISO 22000」は、「食品安全」に関わる、マネジメントシステム全般を扱うものだ。「ISO 9001」と「HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)」の2つの概念を採り入れており、生産から消費までのすべての段階での安全を確保するため、材料はもとより、添加物、洗浄剤、梱包資材、輸送、小売まで、幅広い業種が対象となっている。

 一蘭は、オーダー用紙で好みの味を細かく指定できるオーダー方法や、1人ごとに仕切られた“味集中カウンター”などが特徴の、人気ラーメンチェーンだ。同社では、香港・ニューヨークでの出店など、海外展開を予定しており、今回「ISO 22000」を取得したことで、一蘭の食品安全システムが国際基準に適合したものと認められたこととなる。

ラーメンチェーンの一蘭、「ISO 22000」を業界で初取得

《冨岡晶@RBB TODAY》

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