【ホンダ熱気球グランプリ15】あす開幕、第2戦 佐久バルーンフェスティバル の見どころは?

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2014熱気球ホンダグランプリ第2戦
2014熱気球ホンダグランプリ第2戦 全 8 枚 拡大写真

国内最大の熱気球レースのシリーズ戦、熱気球ホンダグランプリ2015の第2戦「佐久バルーンフェスティバル」が5月2日~5日の4日間、長野県佐久市の千曲川スポーツ交流広場で開催される。

4月に北関東の渡良瀬遊水地で行われた開幕戦では昨年、日本人初の世界選手権覇者となった藤田雄大選手やベテラン水上孝雄選手らが得点を伸ばせず苦しむ中、東京の西澤明選手が優勝、3位にバルーン女子としておなじみとなった倉橋朋子選手が入るなど、まさに波乱の幕開け。ホンダグランプリのチームポイントでは上位3チームが33ポイントの同点1位で並んだ。佐久では有力選手たちの巻き返しや、ホンダグランプリを争うチームバトルが本格化するとみられ、それだけに見どころも多くなるであろう。

熱気球競技は空域によって飛び方の傾向に違いがある。佐久は競技空域があまり広くなく、また初夏の陽気の具合によっては早い時間から上昇気流が舞って風の読みの難度が高くなることから、あまり高度を上げないことが多い。観客にとっては広場からの一斉離陸だけでなく、ターゲット近くに移動して競技の様子を見物するのも容易ということで、佐久は結構狙い目の大会でもある。

熱気球競技だけでなく、5月3日にはナイトイベント「バルーンイリュージョン」、また5日には鯉こく(鯉の味噌汁)無料配布や鯉のつかみ取り大会など佐久名物の鯉にまつわるイベントが盛りだくさんに行われる鯉まつりも開催される。バルーンイリュージョンの際に上げられる花火は新佐久市誕生10周年記念花火と銘打たれており、通常よりも派手な打ち上げが見られるかも!? 会場ゴールデンウィーク後半の行楽に熱気球見物というのも一興だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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