【アウディ RS7スポーツバック 試乗】加速は圧巻、けれど洗練された走り…島崎七生人

試乗記 輸入車
アウディRS7 Sportback
アウディRS7 Sportback 全 10 枚 拡大写真

最高出力560ps、最大トルク700Nm! 世のスペックマニアの心を鷲掴みにしそうな4リットルのV8バイターボ搭載の『RS7スポーツバック』は、ルックスは意外なほど大人しいが、その走りは“圧巻”のひとことだ。

【画像全10枚】

とくに加速。アクセルペダルを意識的に踏み込むと、身体というより(少々、生々しい表現だが)脳ミソや内臓がシートバックに押し付けられるような強烈な加速が味わえる。とはいえ荒々しさはなく、吹け上がりはあくまでキレイでスムース。また通常40:60、場合によって70:30~15:85までトルク配分を行なうというクワトロシステムにより、4輪の接地感と直進性が、まるで停止中か!?と思わせられるほどの安定感を保ったままなのも素晴らしいところ。

もちろんユニークな“ウェーブブレーキディスク”採用のブレーキシステムは、高性能を受け止めるにも十分以上のストッピングパワーを発揮する。その自然なタッチも絶妙だった。

また、これだけの高性能車ながら乗り味が驚くほどしなやかなのもさすがだ。足はモード切り替え可能だが、もっともスポーティな“DYNAMIC”であっても、乗り心地自体、街中でも許容範囲内だ。

標準車のさらに上を行くゴージャスなインテリアも舌を巻く。このクルマで長距離ドライブを楽しめるのなら、それは上等なホテルのスイートルームごと移動している感覚…なのだろう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「映画やアニメが現実になった」テスラ新型『ロードスター』、空飛ぶデモがSNSで話題に
  2. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  3. ホンダとGUがコラボ! 80~90年代レトロなモトクロスの世界観を最新アパレルに
  4. ホンダ『アコードSUV』2029年登場か! アウトバック対抗の新型クロスオーバー
  5. ストリーミングの“高音質”が台無しに!? 良い音で聴くための方法を解説!「車内エンタメ・環境整備マニュアル」 第2回
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る