マツダ ロードスター 新型レース車両、開発テストが最終段階に

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マツダ MX-5 カップの最終開発テスト
マツダ MX-5 カップの最終開発テスト 全 7 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは5月1日、新型『MX-5』(日本名:新型『ロードスター』)のレーシングカー、『MX-5カップ』の最終開発テストを、米国カリフォルニア州のラグナセカ・サーキットで開始した。

MX-5カップは2014年11月、米国ラスベガスで開催されたSEMAショー14で初公開。マツダが2016年から開催する「グローバルMX-5カップ」の参戦マシン。マツダは新型ロードスターのレーシングカーを使用し、北米、欧州、アジアの世界3大市場で、新たなワンメークレースシリーズを立ち上げる。

搭載エンジンは、北米市場向けの2.0リットル直列4気筒ガソリン「SKYACTIV-G」。市販車をベースに、ロールオーバーバーなど、レースに必要な最低限の改造が施される予定。

マツダモータースポーツは2014年冬から、MX-5カップの本格テストを開始。2016年のグローバルMX-5カップ開催に向けて、タイヤやサスペンション、エンジン、安全装備などの設定を煮詰めてきた。そして今回、マツダのホームサーキット、ラグナセカにおいて、最終開発テストを開始した。

マツダモータースポーツは今夏、スペックと価格を公表する予定。歴代ロードスターのレーシングカーを全てドライブした経験を持ち、開発ドライバーを務めるトム・ロング氏は、「軽量なシャシー設計が、向上したパワーウェイトレシオと相まって、この新しい車台にバランスと真のスリルを与えている」とコメントしている。

《森脇稔》

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